刺さる広告のために、泥臭く粘り強く

マーケティング部(アド・プランニング) A.IKEGAMI（2023年入社）

学生時代

片田舎で熱中したピアノ

高校まで山梨にいました。4歳の頃からピアノを始め、高校生から本格的にピアニストを目指しました。大学でもピアノや音楽がもっと上手くなりたいと思い、東京の音楽大学に進学しました。高校と同じく、大学もピアノや音楽三昧でした。ピアノトリオと言って、3人で一つの曲を演奏する科目があるのですが、3人で息を合わせて一つの曲を奏でることが本当に楽しかったです。学校以外では、初めての東京の生活にワクワクしていました。コンビニも一つしかない山梨の小さな街から出てきたので、スーパーに行くことだけでも楽しみで仕方なかったです。

TAPPに入社した理由

マーケ知識ゼロながら人柄で採用

ワクワクした、社会的貢献度が高いと感じたからです。
ピアノ漬けの学生生活でしたが、正直ピアノを私の人生の軸として今後も続けていける自信がありませんでした。なぜなら、周りとの実力差を感じていたからです。高校までは、ピアノを弾いている人が珍しいと感じられたり、競争相手がいなかったりと狭いテリトリーの中でピアノを弾いて周囲から褒められたりもしました。しかし、大学から上京すると周囲との実力の差を歴然と感じ、ピアニストを目指すのをやめることにしました。大学3年の冬から就職活動を始めました。数社受けている中で、TAPPは当時「異端児採用」というキャッチフレーズで採用活動をしていて、HPが格好良かったので応募しました。案の定、説明会での人事の方が面白い方だったことに加えて、売上高の高さにとてもワクワクしました。売上高が高いということは、不動産投資を根幹の事業とするTAPPが多くの方の資産運用を支えており、それほど社会に貢献していると考えたからです。職種はマーケティングに絞っておらず、どの職種でも良いからTAPPに入りたいと思いました。初めは営業として応募しましたが、最終選考でマーケティングの方が合っているのでは、と急遽マーケティングの選考も受けることになりました。これが、マーケティングとの初めての出会いです。最終面接ではCMOの苗さんとの面接でしたが、無知だったマーケティングという仕事で何をしたいか目指したいかと聞かれ全然答えられず、落ちたと思いました。しかし、３ヶ月の試用期間を設けていただき、そこで内定を勝ち取ることができました。
そこで、スキルや知識よりも人柄を重要視してくれる会社だと気づきました！率直に嬉しかったです。

入社してから現在の仕事内容まで

正解を模索し続ける泥臭さ

入社した当初は様々な職種を経験しました。マーケティング部の中にも複数の職種があります。社内の数値を管理するKPI、セミナーを予約された方にリマインドの連絡やセミナー運営をサポートをする企画運営、デザイナーやエンジニア、そして私がいるSNS広告の数値分析をするマーケターです。入社当初は、見極め期間としてKPIや企画運営を経験して、その後マーケターに就きました。TAPPでは様々な媒体に広告を出稿しています。その中で私はLINEを担当しています。CV（セミナー申し込み数）やCPA（1件あたりのCVにかかったコスト）を毎日分析し、改善策を常に考えています。バナー広告のデザインを変えるべきなのか、デザインではなくコピーやテキストを変えるべきなのかを数字から読み取っています。マーケターの難しいところは正解が簡単には分からないことです。改善策はあくまで仮説にすぎません。何度も何度も数値を分析して、考えられる施策を打ち続けて正解を見つけていきます。マーケターと聞くとどこかオシャレで華々しく聞こえますが、何度でもチャレンジする泥臭さが必要だと思います。バナー広告案を毎日一個以上提案している時もありました。その中で採用されるのは週に2〜3本です。半分は不採用になっています。今後は採用される確率を上げ、ユーザーに刺さるバナーを作れるようになりたいです。さらに、マーケターには数字に対して正確さも求められると感じました。新人マーケターとして一日の始まりに行う業務は、前日のCPAシートを作成することです。前日のCV数と使用コストを入力し、CPAを算出します。ここで入力する数字を間違ってしまうと、CPAも誤った数字になり、一日のマーケティング部の業務が狂ってしまいます。数字に対して、緊張感と責任感を持つために欠かせない仕事です。

今後の目標を教えてください

自分の考えに固執しないマーケター

圧倒的な成果を残すことです。今は、私がこっちの方が正しいと思った考えは、数値が悪くことごとく外れています。私の同期の中に同じマーケターが一人います。彼女は先入観を捨てて、多様な改善策を打ち出しています。一方で私は自分の考えに固執しすぎるところがあります。まだまだ勉強の身であることから、自分の考えだけに頼るのではなく、これまでの自分では考えつかないような改善策を常に模索していきたいと思います。マーケターは正解を出しづらい世界で仮説を立て続ける仕事です。新しい知識、これまで私が触れてこなかった知識を吸収しながら、より正解に近い仮説が定期的に出せるマーケターになります！その為に、まずは目の前のバナー広告のCPAを下げることに邁進します。
さらにもう一つ野望がありまして、自分にしかできないことで会社の利益に貢献したいとも思います。
例えば今は広告運用などで集客をおこなっておりますが、どこかの企業とタイアップを行い集客をするなどし、もっとCPA単価を抑える&認知度アップできる方法などにチャレンジしたいです。このような案を考えて実現できそうだったらどんどん行動していきたいと考えています！